涙の理由が言えません。
今日も明日もあさっても何かを捜すでしょう。 おうおうおおう! 思い出したんだが。 火曜日に久しぶりにあった人が突然飯食いながら。 「ねえ、ブルーハーツ知ってる?」 だって。 そりゃ食いつくぜ。 なんせ日常、特に仕事中は封印してる話題。 最近じゃここ一番しか聞かねぇしな。 その人は30代後半。 世代的にはヒットしてるはずだが。 流行った歌以外は知らなかったらしいぜ。 子供の影響なのかな? 最近始めてアルバムを聴いたらしい。 「僕の右手」と「風船爆弾」がガツンときたらしいぜ。 TRAIN-TRAINだよな明らかに。 「歌詞が良いんだよ!」「なんか感動したんだ」 俺から見ればその人はいわばエリート。 反抗期すらなかったらしい。 こ汚いロックになんか触れる暇さえなかったんだろ。 あんなに日本語をガツンと突きつけられたコトなかったんだろ。 んなこたどうでも良い。 この際どうだって良いんだ。 俺にしてみりゃ久しぶりにブルーハーツを語ることになって。 そりゃ良い気持ちだぜ。 まぁしかし。 色んな出会いがあるモンだ。 ブルーハーツなんてキッズの音楽だとばかり。 俺はある意味今でもキッズ。 カンケーねーが。 大人になってブルーハーツを初体験なんてそりゃあ贅沢だよな。 素朴な人なんだろな。 ある意味この人はキッズなんだろな。 色んなコト我慢して、色んなモンと戦ってるんだろな。 そんな人が音楽で、ロックで、ブルーハーツで共感できた。 そんで、どういう訳か俺に話してくれた。 これまで何度も会ってるのにそんな話はしてないんだ。 俺がブルーハーツが死ぬほど好きなんて話は知らないはず。 俺に何か感じたのか、たまたまなのか。 それすらどうでも良いが。 ただそれだけで俺がブルーハーツ知ってた意味がある気がしたぜ。 だから蘊蓄なんかたれずに少し興奮気味のその人の話に聞き入ったよ。 なんか嬉しかったぜ。 俺はできるだけ他人、特に明らかに畑の違う人には音楽を勧めたりしない。 色んな経験からね。 でも今度の火曜にまた会えるから1枚目と2枚目を持っていってみようと考えてる。 ロックなんて楽しけりゃいいっていう考えはある意味正しいとも思う。 ただ俺がブルーハーツやブランキーやミッシェルに出会った時ってちと違う。 言葉を失うほど衝撃的で。 なぜか涙が止まらなくて。 嬉しいのか悔しいのか。 立ちすくむ。 一人で走り出して。 うがぁーって叫んでジャンプしたりして。 自分でも解らない感情の暴走。 あの感覚。 初期衝動。 ポジティブなのかネガティブなのか。 それすらワカンネー。 それもまたロックなんじゃねーのかと。 俺は思うぜ。 願わくば。 またそんな音楽を、ロックを。 人前でやりたい。 歌いたい、イヤ唄いたい。 そんな衝動に駆られるんだ。
by genaniki
| 2007-06-08 00:49
| ロケンロー!!
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