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ざらざら

甲本ヒロトと真島昌利が作詞家、作曲家として優れてるのか俺は知らない。
むしろ、どうでもいい。
クロマニヨンズの曲が世間的にどうなのか、ブルーハーツやハイロウズとファン層が変わるのか?そんなこともどうでもいい。
冷静に考えてくだらない曲だったりもする。
技術的にも特別に優れていない気もする。

何度も言うがこれは「愛」。
俺は無条件に酔いしれる。

原因は色々あるがやはり出会った時期が大きいだろうと思う。

まぁそれは置いといて。


最近じゃ年齢のせいか、家のせいかロック以外の音楽もよく聴く。
ジャズ、ボサノバ、クラシック的なもの、映画音楽、たまにポップス的なものも。

最近はさ、ダウンロードで音楽が買えちゃう。
レンタルだって安くでできる。
俺も良くそういった音楽をCD-Rにおとして聞いたりする。
なんかさ、寂しかったりするんだ。
味気ないっつーか・・・。

正直、MP3に変換した曲は好きじゃないんだ。
音の善し悪しがわかるほど玄人じゃないぜ。
でも、いい音じゃないのは分かる。

最初に音楽を聴きだしたのは親父のビートルズ。
アナログ盤だ。
途中でB面にひっくり返すのが好きだった。
ざらざらした感じ。
でかいぼろいスピーカーから聞こえてくるジョン・レノンの声がたまらなく好きだった。
母ちゃんのジャニス・ジョプリンも好きだった。

俺の世代はやはりカセットテープ。
ラジオを録音したぜ。深夜のね。
それこそブルーハーツとかユニコーンとかジュンスカとか。

CDプレーヤー買ってもらったときはびっくりしたんだ。
スゲーきれいな音だなこりゃ!って。
聞きまくったよ、色々。

CDは確かに高い。
シングルなんてもったいなくて買えない。
でもさ、だからこそ買ったとき嬉しいんだぜ。

俺はジャケットも含めて「作品」だと思ってんだ。
だから、好きなミュージシャンの曲はできるだけCD買うことにしてる。
金がない今はスゲー厳しいけど・・・。

ビジネスとしての音楽は確実にCDからダウンロードへシフトしてる。
良いのか悪いのか俺にはわからない。
手軽に手に入る。大量にね。
音楽なんて溢れてる。
流行ものが次々に通り過ぎてくんだ。

俺にはつまらないぜ。
「タリホー」を買って封を切るときドキドキしたんだ。
来月29歳。何やってんだか。
でもこの感じ、俺は好きだぜ。
そう思える俺はスゲー幸せかもしれないって思うよ。

俺の子供達はできればアナログを聞かせたい。
少なくともPCやCD-Rの音楽じゃなくてジャケットのあるCDで育てよう。
音楽をもっと大事にしなくちゃ。
財産なんだぜ。
心のね。

色んな方法で色んな音楽を聴くのは良いことだとも思うぜ。
でも、その中で大事なモノをちゃんと見つけて欲しい。
少しいいアンプとか少しいいスピーカーとか。
世界が変わるかもしれないぜ。
by genaniki | 2006-09-27 00:40 | ロケンロー!!
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